まだほんの数カ月前のことでも、手術を終えて振り返ってみると、あの時あーすればよかったなぁとか、今だから分かることが、色々でてきます。
告知後、転院先の病院に行くまでに、時間の余裕がありました。にもかかわらず暇を持て余す毎日。
あの時私がすぐにやっとけばよかったなぁと思うこと。
それは…
頭の中を整理すること
失敗①自分のことなのに説明が曖昧
乳腺クリニックから総合病院に転院してからは、バッタバタでした。
病院に行っては検査づくし。
医師と話をする上でも、次々と色んなことを言われ、頭の整理が追いつかない。
自分のことを説明するにも、なんか曖昧。
ということで、自分の頭を整理するのと同時に、色んな方の体験が参考になったのでブログを始めることに。
《オススメな事》
◇ 振り返りながら日記をつけてみる
◇ ブログを始める
◇ メモ、手帳に整理する
文字に起こすことで、その時の情景や気持ちが明確になります。
乳がんについて知る
失敗②告知直後勉強しなかった
告知から総合病院の初診まで、数日あったにもかかわらず、
それほど深刻に受け止めていなかったのか、普通に遊んだり、日常を過ごしてました。
全くこの病気について、知ろうともしていませんでした。
そして総合病院受診の日。
予備知識がほとんどない状態で医師と話すという形に。
最初は今までの経緯を話すぐらいかな、と軽く考えていたんです笑。
私は先生が何でそんなマイナス面ばかり言うのか、何でそれが必要なのか、理解できず言われるがまま。
(今では先生が色んなことを想定して言ってくれてたのが分かります。)
また、先生の説明は予備知識がある人が聞くと分かるけど、全く何も知らない人が聞くと分かりにくいです。
それともう1つ、早期の乳がんは選択肢が多いです。
有難いことですが、選択が多い分、迷いも多い。
私の年齢に配慮して出してくれた提案もあるので、余計に選択が増えて悩みます。
納得のいく手術や治療を受けるために、病気に対する知識はつけた方が良いです。
勉強することで不安の解消にも繋がります。
知って検査や手術に臨むのと、知らずに受けるのでは緊張感も違います。
《オススメな事》
◇ 人の体験談やブログを読む
◇ 乳がん関連の本を読む
◇ 他の病院や専門医の乳がん関連の記事や動画を見る
ブログに関しては、病状の違う人のものを読んでもただ不安を煽るだけ、と賛否両論あります。
しかし勉強する上で、最初のとっつき易さで言えばありだと思います。
最初から専門の本を読んでも、知らない専門用語や馴染みのない単語ばかり。
それより先に簡単なものから読んだ方が、より理解が深まるし、素人目線で書いてあるので、参考になります。
私は手術の2週間くらい前、急に手術することの不安から本格的に勉強笑‼
スタートは遅かったけど、なんとか乗り切りました。
※私が手術前特に参考にしたのが、日本乳癌学会の『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』です。
ホームページ上でも見れますが、書籍化もされてるみたいです。
《まとめ》
◆ 文章化することで頭を整理する
◆ 最善な治療を選択するため勉強する
↓↓
自分の頭の整理と知識を持つことで自分の意思がはっきりする
↓↓
医師とのコミュニケーションがスムーズになる