乳腺外科、前回の続き…
検査づくし、そして涙
Dr.「とりあえずもう一度マンモグラフィとエコー受けてくれる?」
ということで一旦検査へ。
◆ マンモグラフィ
(まさか再びやることになるとは( ノД`)。この時のマンモグラフィは前回より少し痛かったです。)
◆ 超音波検査
(やっぱり見る時間長い。)
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そして再び外来。
外来の待ち時間、さっき診察室にいた看護師さんが、優しく話しかけてきた。
これまでの事情(仕事や、家族へ知らせたくないこと)を話してたら、なぜか涙が止まらない。
先生に呼ばれて診察室へ。泣き止んだものの、先生も若干困った様子。
ここからもどんどん話が進み、今後の日程調整へ。
◆ 形成外科の予約
◆ 生殖医療科の予約
◆ MRIとPETの検査予約
ここで乳腺外科受診が終了して、また検査。
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◆ 血液検査
◆ 尿検査
やっと今日の予定が終了。
乳がんのこと周りに言う?仕事は?
結構涙もろいくせに、人前で泣くのが嫌いな私。
先生の話も、内容の割に冷静に聞き続ける。
けど検査後外来に戻る時、看護師さんから優しく話しかけられ、涙腺崩壊!
理由は”家族に言わないこと”と”仕事のこと”。
私が言えないわけは、主にお母さん。
母が昔乳がんで再発した時、祖父の死とも重なりうつっぽくなった時期が…
自分の時でさえ精神的に落ち込んだのに、娘も同じ病気と知ったらどんな状態になるか、想像がつかなかったからです。
だから乳がんとわかって考えるのは、”自分の病気より、周りに言うか言わないか”。
看護師さんは「急に東京から帰ってきて、お母さん心配するんじゃない?」とか色々踏み込んで聞いてくる。
元々9月末に帰る予定だったので、そこは大丈夫でした。
けど、しばらく働かないのを怪しまれるのと、術後どれくらいで働けるか分からなかったので、その辺からポロポロ涙が…
病院を出てすぐ、知らないおじいさんが、「入院しないといけなくなった。」と携帯で電話をしているのを見て、内容は重いけど気軽に言えていいな、とちょっと思ってしまった。
『私、何でこんなことで悩んでんだろ?』
『悩む観点ずれてるし…』
と思いながら、帰り道を歩いてました。
1日を振り返って
一気に色々言われ過ぎて、頭がついてけなかった今日。なんの知識も無く、ただ言われるがままの一日。
思いのほかどんどん進んで、何か疲れた…
《初診までにしておけばよかったこと》
◇ 乳がんについて予習しておく
◇ 質問したいことを準備しておく
先生と話をした時の私は、あまりにも知らなさすぎでした。
全摘、乳房再建、卵子凍結保存、遺伝子検査、術前検査。
この全てが、まさか言われると思ってなかったことです。
心の準備ができてるのとできていないのでは、話を聞く構え方も変わってくるし、先生にも色々質問できたかもしれません。
知らないから、当然話の内容も頭に入ってこないし、色々情報提供してくれるものの、何の意図があって話してるかも、この時解っていません。
先生の話を聞き洩らさないためにも、付き添いできる人がいる場合は、一緒にいった方が良いのかもしれません。