私が病院を受診しようと思ったきっかけは自覚症状があったから。
乳がん発見はしこりと胸の痛み
家でゴロゴロしていた6月のある日。胸に違和感。手を当ててみるとしこりのようなものが。ちょうど梅干しの種のような感じ。
頭によぎったのは、
『ガンかな?』
『でも動く気もするし、違うかも。』
2年前に受けた検診(エコーのみ)で良性の線維腺腫があると言われたことがあって、良いように考える。
『でも明らかに硬い…』
しこりの位置も左胸の乳輪乳頭に近い場所だったので、寝た状態で触ってみるとどっちがしこり?くらい明らかな存在感。
その日からは気にしてるせいか、たまに少し痛みが。しこり付近のこのズキっとするような痛みは、手術を受けるまでありました。
良性のしこりだと信じたい反面、乳がんの家族歴、何かが違うようなしこりの感じ、胸の痛みが気になって検診を受けることに。
自己チェックの重要性
現在、乳がんが発見される最も多いきっかけは自己発見だそうです。
主な症状としては、
①乳房のしこり
②皮膚のひきつれ・くぼみ、皮膚の変化
③乳頭からの分泌物
④乳房の痛み
私が当てはまったのは2つ。
④の痛みに関して、ネットで調べていると乳がんに痛みはないと書かれているものも。けど私には痛みが。もしかするとガン以外の他の症状から痛みが発生していたのかもしれません。
全ての情報を鵜呑みにすることなく、自覚症状があるなら検診に行くことをお勧めします。
(インターネットは簡単に情報が手に入る反面、全ての情報が正しいとも限りません。このブログも一人の誰かの体験談として、読んでいただけると有難いです。)
それと検診に行く場合は、産婦人科ではなく乳腺専門の病院がオススメです。
若年性乳がんについて
一般的に34歳以下を若年性乳がんと呼ぶそうです。
乳がんときくと40歳以上の人がなる病気だと思ってましたが、乳がん全体の数パーセントは20~30代だそうです。
若年性乳がんで調べると、色んな方のブログや体験談が検索できます。それだけ若い人の罹患率も増えてるのかなという印象。
私の乳がんがわかった年齢は33歳。もっと良い事で数パーセントに入りたかったけど、その中に入ってしまった…
若年性と非若年性を比べると、しこりの大きさも若年性の方が大きいらしく、上記の自己発見にも繋がりやすいのだと思います。
私も最初は『この年齢だし違うんじゃないかな?』とか、半分希望まじりで『絶対良性のしこりだし。』と思ってました。
若いから違うと最初から決めつけず、自分の体は自分にしか守れません。
普段から自己チェックや自分の生活(食生活、運動、睡眠)を振り返る習慣をつけることが大事です。